高齢ヘルパーが支える僻地介護、後継者不在で存続の危機

朝日新聞の報道によると、中山間地(平野部から離れた山間部や農山村地域)の訪問介護事業所において、ヘルパー全員が70代という状況が生まれており、恒常的な赤字経営の中で担い手の確保もままならない実態が伝えられている。都市部と比べて事業所の収益基盤が弱い地域では、人件費や移動コストの負担が重くのしかかりやすいとされており、新規の担い手獲得はさらに困難になりやすい構造がある。

経営者・現場スタッフが注視すべき点

編集部の見立てでは、この事例は特定の一事業所の問題にとどまらず、中山間地を抱える地域の訪問介護事業全体に共通しうる課題を映し出している。自事業所の担い手の年齢構成や採用計画、収支状況を改めて点検する機会として受け止めることが、経営者・管理者にとって有益ではないかと考える。